2008/05/16
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さて、前回のお話の続きです。
タバコよる毛細血管の収縮で、歯周病菌と戦うための援軍も
栄養も酸素も欠乏した歯ぐき。この状態が続くと、だんだん
毛細血管は閉じてしまいます。例えば、きれいな小川も色々な
ゴミがつまって流れなくなると、やがて干上がってしまうように。
毛細血管が閉じた歯ぐきは「血の通わない」部分があるため
繊維化して萎縮し、だんだん硬くなっていきます。丁度、硬く
萎縮して、機能不全になった「肝硬変」の状態のようです。
また、細菌と闘う白血球の機能は半分におちてしまいます。
このため、「腫れる・出血する」といった症状は出にくいのですが
歯周病は、留まることなくジワジワと進行していきます。
うーむ、怖いですねぇ・・。そして最終的にはどうなるか、
来週に続きま~す。