タバコと歯周病 2

さて、前回のお話の続きです。

タバコよる毛細血管の収縮で、歯周病菌と戦うための援軍も

栄養も酸素も欠乏した歯ぐき。この状態が続くと、だんだん

毛細血管は閉じてしまいます。例えば、きれいな小川も色々な

ゴミがつまって流れなくなると、やがて干上がってしまうように。

毛細血管が閉じた歯ぐきは「血の通わない」部分があるため

繊維化して萎縮し、だんだん硬くなっていきます。丁度、硬く

萎縮して、機能不全になった「肝硬変」の状態のようです。

また、細菌と闘う白血球の機能は半分におちてしまいます。

このため、「腫れる・出血する」といった症状は出にくいのですが

歯周病は、留まることなくジワジワと進行していきます。

うーむ、怖いですねぇ・・。そして最終的にはどうなるか、

来週に続きま~す。