2008/09/05
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「今日は歯のおそうじをしました」と治療室でいわれて、帰るときに、
あるいは、会計をするときに「?」だったことがある方おられませんか?
「ちょっと前も歯のおそうじしたけど、今日のほうが時間がかかった」
とか、「このあいだと、今日同じおそうじなのに金額が違う?」など。
実は一口に「歯のおそうじ」といっても、いくつか種類があります。
大きくわけると、保険治療とみなされるものと、保険外の予防的な
処置や、見た目をきれいに保つためのクリーニングがあります。
保険治療でいう「おそうじ」とは、歯周病治療の一環の歯石除去を
指すことがほとんどです。予めおこなった歯ぐきの検査をもとに
行われますが、まず歯についた浅いところの歯石をとり表面上の炎症を
軽くしてみがきやすくします。これは、お口を6つのブロックにわけて
ブロックごとに保険点数が決められています。このおそうじの後、少し
時間をおいて、回復具合を再度検査します。検査を参考に、さらに
回復の遅れている部分をより丁寧にきれいにします。目に見えない
歯の根っこまできれいにするのですが、炎症を減らし歯周組織の回復を
はかるための大切な処置です。これは、歯1本づつに対して保険点数が
決められています。このため、仮に同じ本数の「おそうじ」を行った場合、
1回目より、2回目の検査後のおそうじのほうが、金額が高くなります。
もちろん、歯ぐきの状態が健康であれば、1回目のおそうじで軽~く
終了、ってことも。日ごろのお手入れが、医療費の倹約にも
つながるってことでしょうか