2008/10/24
お口の悩み 心と体 日記・コラム・つぶやき 歯の痛み 歯周病 育児 薬 虫歯
「痛み止め」の次に歯科でよく処方されるのが「化膿止め」。
歯の根っこや、歯ぐき、化膿が原因の腫れや痛みがあるときに、
2日分、3日分といった具合に処方されます。早いと、半日くらいで
お薬が効き始め、症状が楽になってくるのですが・・・。ちょっと
ここで心配な方々も・・。「おお、薬が効いてきた」は喜ばしいのですが
「じゃ、もう薬は飲まなくていいかな。」さらに、「何かのときにとっておこう」
うーん、気持ちはわかるのですが 。
「化膿止め(抗生物質や抗菌剤)」は、きちんと菌の活動を押さえ込まないと
効力が切れてくる頃に、菌が勢力をぶりかえしてくることがあります。
また、薬を飲んだり、飲まなかったりすると、次第に生き残った菌のなかに、
特定の薬に抵抗力をもつ「耐性菌」とよばれる菌に変化するものがでてきて、
同じお薬が効かなくなってしまうことも。
特に心配な「副作用」の症状がなければ、「化膿止め」や「腫れ止め」といった
お薬は、自分で判断せずきちんと飲みきってくださいね。