糖尿病と歯周病のふかーい関係

今日は「世界糖尿病デー」。感染症ではないのですが、かつての

結核にも追いつかんばかりの勢いで、増え続けているのがこの

病気です。日本では、40歳以上の3人に1人が予備軍とも。

この「糖尿病」と「歯周病」は、一見全く別の病気のようにみえますが、

実はとても関係の深いものなのです。糖尿病が悪化すると化膿しやすい

状態となるため、慢性的な化膿の状態にある歯周病も一気に進行して

しまいます。また、歯周病が悪化・進行するときに血液中にでる物質が、

今度は血糖値に悪影響を及ぼすことが知られています。自転車の

両輪のように、お互いの病気に関わりあっているのです。

特に自覚症状の出にくい糖尿病ですが、急な歯周病の悪化により、

病気が発見されることもあります。病院嫌いで、最近お口の調子が

気になる方は、是非、一度健康診断をお受けになってくださいね。