歯の根っこの治療が終わったあとは・・

神経は無いのに、歯の根っ子の先にウミがたまって

痛い・重い・噛めない・腫れてしまった などの症状を経て、

歯の根っこの治療を終えたあなた、お疲れさまでした。

削ってつめるだけのムシバの治療より、「基礎工事」から

かかる治療は大変だったこととおもいます。この後は

つめものをしたり、金属でかぶせたりして補強をすれば

もうこの歯もバッチリ、元どおり!

ってほとんどの方は思われているますよね。

でも、チョット待って。 悪くなっていた根っ子の先、

つまりどうなっていたかというと、根っ子の周りの骨が

ばい菌によって溶かされて、ウミがたまっていた状態

だったのです。根っ子の治療が終わった時点では、

からだが、「治っていく環境」が整った状態。まだ歯の根の

周りの溶けてしまった骨や組織はできていません。

このときに、無理に力を加えたり(気にしてご自身で

その歯でばかり試しに噛んじゃう!または、スポーツ

や、ストレスで無意識にその歯を使ってくいしばる等・・)

病気などにより体力がおちてしまうと、うまく回復して

こないことがあります。最後に治すのは、先生でも、

薬でもなくあなた自身。大切なこの時期「病み上がり」

の歯をいたわって、半年後・1年後にしっかり骨のでき

た健康なレントゲン写真を検診でながめましょう (#^.^#)