2010/01/22
知っとく豆知識
神経は無いのに、歯の根っ子の先にウミがたまって
痛い・重い・噛めない・腫れてしまった などの症状を経て、
歯の根っこの治療を終えたあなた、お疲れさまでした。
削ってつめるだけのムシバの治療より、「基礎工事」から
かかる治療は大変だったこととおもいます。この後は
つめものをしたり、金属でかぶせたりして補強をすれば
もうこの歯もバッチリ、元どおり!
ってほとんどの方は思われているますよね。
でも、チョット待って。 悪くなっていた根っ子の先、
つまりどうなっていたかというと、根っ子の周りの骨が
ばい菌によって溶かされて、ウミがたまっていた状態
だったのです。根っ子の治療が終わった時点では、
からだが、「治っていく環境」が整った状態。まだ歯の根の
周りの溶けてしまった骨や組織はできていません。
このときに、無理に力を加えたり(気にしてご自身で
その歯でばかり試しに噛んじゃう!または、スポーツ
や、ストレスで無意識にその歯を使ってくいしばる等・・)
病気などにより体力がおちてしまうと、うまく回復して
こないことがあります。最後に治すのは、先生でも、
薬でもなくあなた自身。大切なこの時期「病み上がり」
の歯をいたわって、半年後・1年後にしっかり骨のでき
た健康なレントゲン写真を検診でながめましょう (#^.^#)