2010/10/17
知っとく豆知識
日が暮れるのが速くなり、「秋の夜長」ですね。
そこで、夕べ語りにちょっと悲しい「歯」のおはなしです。
赤ちゃんが生まれた時、千人に一人くらい歯が生えて
いることがあります。「先天性歯(せんてんせいし)」
といって、乳歯がすでにはえている場合と、余分な
歯が生えている場合があります。特に病気などでは
ないのですが、江戸時代ごろは、この歯を「鬼歯」とか、
「魔歯」とよんでとても嫌いました。身分の高い家では
母親と子供を離縁したり、うまれた赤ちゃんを始末し
てしまうこともあったようです。(>_<)
いまでは、考えられませんがむかしには、こんな悲しい
風習もあったのですね。