むかーし、むかしの悲しいおはなし

日が暮れるのが速くなり、「秋の夜長」ですね。

そこで、夕べ語りにちょっと悲しい「歯」のおはなしです。

赤ちゃんが生まれた時、千人に一人くらい歯が生えて

いることがあります。「先天性歯(せんてんせいし)」

といって、乳歯がすでにはえている場合と、余分な

歯が生えている場合があります。特に病気などでは

ないのですが、江戸時代ごろは、この歯を「鬼歯」とか、

「魔歯」とよんでとても嫌いました。身分の高い家では

母親と子供を離縁したり、うまれた赤ちゃんを始末し

てしまうこともあったようです。(>_<)

いまでは、考えられませんがむかしには、こんな悲しい

風習もあったのですね。