大切なあなたのお薬・・君の名は?

3・11の大災害から約2週間。ほんの少しですが、

医療支援もすすんできたようです。その報道の

中で、ボランティアの医師・看護師などが

あげていたことが、とても気になりました。

「薬の名前がわかりません。」もちろん、医療従事者は

プロですから、薬の名前を知らない、ということではありません。

お一人ずつ、普段からのまれているお薬がわからないのです。

緊急の際、また持病が悪化したとき、手元にあるお薬を使い

たい(使わなくてはならない)とき、いつものまれているお薬は、

とても重要な確認事項なのです。知らずに使うと、大変危険な

副作用がおきてしまうこともあります。

「青色の、ピンクの、小さい形の、ツルっとした・・・・」でも、

「名前はわからない、何の(ための)薬か知らないけど、

毎日のんでる。」これは、当医院でもよくある会話。でも

やっぱり困ったことに違いはありません。(>_<)

できれば、普段からどういう病気のために、なんという

名前のお薬をのんでいるか、ご自身でわかるようにされ

ていると「イザ」ってときにとっても役立ちますよ。