2011/08/29
知っとく豆知識
本格的なムシバの治療法がなかった江戸時代、
予防には様々な工夫がされていました。(^0_0^)
なかでも、既婚女性限定に習慣的に行われたのは
「お歯黒」。ムシバの予防効果としては一定ものがあった
ようです。当時の資料や、絵画を見るとその風貌は、
ナカナカ夏向きというか・・・ ビミョーにコワイ・・。
そうした中でちょっとカワイイものを発見!
人物や、道具の絵の中にお茶碗のようなものが
描かれていることがあります。これはお歯黒をする際
使用した「うがい碗」というもの。多くは磁器製で、
女性が使うものらしく絵付けがされていました。
染付(青い色だけで描かれたもの)が主流ですが、
裕福な家では、赤や緑といった色がついているものも。
これらの絵には秋草・花・鳥などが用いられました。
現在でいうなら、歯磨きコップ・カワイイ版ってところ
でしょうか。(*^_^*) 昔も今も女子のカワイイもの好き、
変わらないのですね。