そのお口に技あり!?

「読書の秋で  」というわけでもないのですが、

先日よんでいた本の中に、「手にその人の人となりあり」

とありました。その人に仕事や、暮らしぶりなどが表れる

ものだ、ってことでしたが、歯科のお仕事に就いたころ

同じような話をおしえてもらいました。

スポーツ選手や、重い荷物を持つ仕事の方は奥歯の

すり減りが良く見られる。トランペットなどの吹奏楽

奏者の唇の一部は、硬くなっている。美容師さん(今は

少し事情が異なるかも・・)は、髪を結いあげる(それこそ

今は「セット」するかな (+o+) )ヘアピンをくわえるため、

前歯に特有のへこみができる・・など。へぇ~と思って、

聞いたものでした。中でも、お菓子をつくる職人さん

(うーん、これも「パティシェ」のほうが若い方はわかり

やすいかも)は、味の確認のためにムシバが全体に

できやすい、これを聞いたときは、納得半分・おいしい

お菓子のために、痛い思いをされるなんて・・と複雑な

気持ち半分になってしまいました。(>_<) 

「お口」にも、その方の人生あり。なーんて、しみじみ

思うのも、感傷の秋のせいでしょうか? (#^.^#)